マクドナルドのフライドポテト

鳴尾化学の松岡です。

 

先日ニューズウィークに

「マクドナルドのフライドポテトを作る際に使われている化学物質が脱毛症の治療に効果があるかもしれない」

とありました。

 

日本の研究チームが治療法の発見に用いた化学物質が「ジメチルポリシロキサン」というシリコンの一種で化粧品では「ジメチコン」と呼ばれ髪の指通りを良くしたりツヤを出したりする為に配合される一般的なものです。

 

記事にはマクドナルドのフライドポテトを作る際に油が泡立つのを防ぐためにこの「ジメチルポリシロキサン」を加えるとありました。同じ物質ですがフィールドが違うだけでいろいろな使い方があるものですね。

 

ただ、この「ジメチルポリシロキサン」厳密に言えば毛包(毛を作り出し維持する器官)の基となる「毛包原基」を培養するのにゴムの状態(コンタクトレンズのような状態)で使用した。とのことですので直接脱毛症に効くわけではなさそうです… 「ジメチルポリシロキサン」で培養した毛包原基をマウスに移植したら新しい毛が生えた→人間にも効果があるなら治療に役立つかも?な記事でした。

 

また面白そうな記事等あればこの場を借りて紹介したいと思います。

 

 

 

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